ポテトサラダの作り方のコツ
彼の家では、主にジャガイモを生産しています。特に「とうや」と「レッドムーン」という品種がお気に入りみたいで、出荷分とは別に自宅分にとってあります。
で、ジャガイモ農家に嫁ぐ(予定)の私は、ジャガイモについても勉強しなきゃなっと思って、とりあえず、飲食店のベンチマークともいえる「ポテトサラダ」の作り方について調べてみました。
ジャガイモを潰して作るポテサラには、作る時にいくつかのコツがあります。
1.70℃以下の温度でゆっくりと熱を加えること。
ジャガイモは水からゆでると甘みが増す、といわれるように、アミラーゼというデンプン分解酵素が働くことでジャガイモに含まれるデンプンが糖に変化します。
- 皮をむかずに丸ごとゆでること
ジャガイモを小さく切ってからゆでると、切り口から糖分が流出してしまいます。皮をむかずに丸ごとゆでてから、皮をむいて小さく切るほうが、糖分がジャガイモの中に残ります。
知識上では、ポテサラとコロッケは、美味しく作れると思います。後は美味しく作るだけ(笑)
ではまた明日!
豆の収穫について
昨日に引き続き、寒い朝。強風のあまり、白鳥たちが思うように飛行できなくてワタワタしてる。微笑ましいな、なんて思ったけど、その後、ヤツラは秋まき小麦の畑で風がやむのを待ってたみたいで... 白鳥かわいいんだけど、小麦を食べるからなー―。
十勝特有の強風は、豆類の乾燥を進ませるのですが、屋外で作業しているとこっちのカラダは芯から冷え切っちゃいます。つまり、働く人には辛いけど、食べる人には良い環境。
さて、先日、行った豆の収穫の様子をup。
1.乾いた豆の枝の刈り取り
- その際、2畝分が間の溝に落ちるように刈り倒します。専用の機械で刈り取るのですが、風や不具合などで枝が散らばったら、私が!ワザワザその場所まで行って、溝にたまるよう直します。←この作業は本当に大変!何せ広いし、畝は歩き難いし。
- 加えて次の2の作業を機械が行うために、機械がターンする4m分の枝を手で運んでまとめる作業もする必要があります。人が機械に使われている状態ですよ(笑)
2.脱穀
- 畝間の溝にたまった豆の枝を回収し、脱穀していきます。これも専用の機械で行うので、不具合などが生じないよう監視しなければならないし、もし故障でもしたら手作業でカバーできる量ではないので途方に暮れることでしょう。
今年、彼の家では4種類の豆を作りましたが、結局、金時豆とうずら豆の出来が悪く、潰してしまいました(潰す=収穫せずに土に混ぜて破棄することを指します)。その作業現場に私は立ち会っていませんが、話してくれた彼の表情は辛そうでした。「今年の天候不順を考慮したら、実をつけてくれただけでも豆たちはよくやってくれたと褒めてあげたい」と言っていましたが、いろんな思いがこみ上げたことと思います。
なので、大豆の収穫が無事終了できたことは嬉しいことでした。
たくさんの方に届くよう、後日の選別作業に励みたいと思います。
では、また明日!
一雨ごとにシバれます!
「シバれる」って言葉、ご存知ですか?
「厳しく冷え込む。凍る。東北・北海道地方でいう」言葉らしいです。5時夢ファンとしては、シバれるなんて聞くと「縛れる」が一瞬よぎります(笑)
起きると、頬が冷えてる今朝。日に日に増す冷え込みに、十勝にいるんだな~と実感しております。
いや~しかし、今朝の雨は本当に激しかったです! 雷鳴がっ!!その後は強風!!! 体感温度は氷点下です、凍える寒さとはまさにこのこと!
予報では曇りや小さな傘マークだったのに......
これは、今朝の雨模様をトラクターから撮影(フロントガラスに水滴がついてるー)。冷え込んでる感じ、伝わりますかね?
「前線通過でレーダーが酷い感じだ」と彼が言いだし、来週(10月下旬)に予定していた大豆の収穫を、無理して昨日のうちに終わらせていたので、今朝は正直ホッとしました。
収穫のタイミングは(指標などもあるようですが)、乾燥度合いや他の作物との兼ね合いなど農家単位・畑単位によっても多少異なりますので、結果、各農家ごとに頃合いを見ながら決められるようです。
実家の畑程度の面積(駐車場横にあります)くらいなら、マンパワーでいかほどにでも可能ですが、そこは十勝。何ヘクタールもある畑を少ない人数で回していかなければならない苦労がありますね。
ちなみに、昨日のうちに終わらせられなかったら?
乾燥した豆に水分が付くと、皮がシワシワになり、商品としての等級が落ちてしまいます。その後、ずっと濡れたままだと、色流れという現象が起き、まだら模様や色落ちがある豆になってしまい、商品になりません。
豆ってデリケートな作物なんだ~。
十勝は一雨ごとに寒さが増しています。札幌では雪が降ってるとか。皆様、ご自愛くださいませ。
では、また。
ある意味、食育!?
ジャガイモ収穫終わりましたー!
ということで、最後の畝の収穫の様子!あぁ、感無量ー!
しか―し、トラクターが走れない所(ぬかるんでいたり、狭いところ)は、なんと手で掘らなければならない!らしい。し、知らなかった...
という訳で、掘って、みんなで拾っているところ。
失礼を承知で申し上げると、大変地味な作業な上に、めちゃくちゃ疲れます!
(見にくいんですが、ジャガイモが刺さっています。私が掘り返すと何故か?刺さってしまう……良品が減るので、拾う作業に専念しやした)
スコップや鍬での作業の大変さを実感……。小売店に並んでいる野菜は、いろんな労働の末に届けられている。食べ物は選り好みせず何でも食べよう! そう思わせてくれる体験でした。
速やかな収穫は……
秋は収穫の季節!
育てた野菜を速やかに収穫すること!それが農家の皆様の命題です。なぜなら、出荷のタイミングを逃すと、薹(とう)が立ってくるし、野菜が値崩れしてしまうし、なんと言っても冬が来てしまう!!!
しかし、「順調な作業」は『機械が壊れないこと』が絶対条件!!! じゃあ機械が壊れたら? それはもう阿鼻叫喚(笑)。必死に修理するしかありません!
で、写真は、ジャガイモ収穫時に、大きな石によってローラー部分が歪んでしまい、ダーリンが自力で修理している様子。鉄パイプをその部分に入れてハンマーで叩いて歪みを直す様子に、こういうことも出来るんだ~、惚れちゃうわ~!
などと、甘い気持ちに浸っていられません!!!
なぜなら...... 畑3ヘクタールもあるし、畝の長さ280メートルもあるし、畝何本もあるし。これを手で掘るなんて言い出したら、農家マジでブラック決定!!(笑)
まぁ、いろいろありましたが、とりあえず収穫を終えられて、今はホッとしています。
冷えた身体にはお風呂が最高!
ジャガイモの収穫、終わりました―!
先週は、毎日ずーっと、ジャガイモの収穫を手伝っておりました。
「ジャガイモ」今年の記録的な雨量により、3度も冠水した畑の作物!!! ご覧下さい!池だと思ったその場所は、実は畑(笑)
その上、終わりの見えない天候不順な毎日に、畑は全く乾かない状態に……畝に苔まで生え、ダーリンは膝から崩れ落ちていました......
結果、この秋の収穫は前年の半分程度とのこと。
天気のことは神頼み、ではありますが、これほどまでの被害になるとは...... ダーリンのみならず被害にあわれた農家の皆様のお気持ちは、察するに余りあります。
でも、収穫したジャガイモは、とても美味しいです! 皆さん、良かったら農作業を手伝いに来てねー