ダーリンは5代目農家

婚約者は北海道・十勝の5代目農家! 農業未経験・道外出身、デデポポ子(39歳)のひとり言。

豆の収穫について

昨日に引き続き、寒い朝。強風のあまり、白鳥たちが思うように飛行できなくてワタワタしてる。微笑ましいな、なんて思ったけど、その後、ヤツラは秋まき小麦の畑で風がやむのを待ってたみたいで... 白鳥かわいいんだけど、小麦を食べるからなー―。

十勝特有の強風は、豆類の乾燥を進ませるのですが、屋外で作業しているとこっちのカラダは芯から冷え切っちゃいます。つまり、働く人には辛いけど、食べる人には良い環境。

 

さて、先日、行った豆の収穫の様子をup。

 

1.乾いた豆の枝の刈り取り

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  • その際、2畝分が間の溝に落ちるように刈り倒します。専用の機械で刈り取るのですが、風や不具合などで枝が散らばったら、私が!ワザワザその場所まで行って、溝にたまるよう直します。←この作業は本当に大変!何せ広いし、畝は歩き難いし。
  • 加えて次の2の作業を機械が行うために、機械がターンする4m分の枝を手で運んでまとめる作業もする必要があります。人が機械に使われている状態ですよ(笑)

 

2.脱穀

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  • 畝間の溝にたまった豆の枝を回収し、脱穀していきます。これも専用の機械で行うので、不具合などが生じないよう監視しなければならないし、もし故障でもしたら手作業でカバーできる量ではないので途方に暮れることでしょう。

 

今年、彼の家では4種類の豆を作りましたが、結局、金時豆とうずら豆の出来が悪く、潰してしまいました(潰す=収穫せずに土に混ぜて破棄することを指します)。その作業現場に私は立ち会っていませんが、話してくれた彼の表情は辛そうでした。「今年の天候不順を考慮したら、実をつけてくれただけでも豆たちはよくやってくれたと褒めてあげたい」と言っていましたが、いろんな思いがこみ上げたことと思います。

なので、大豆の収穫が無事終了できたことは嬉しいことでした。

たくさんの方に届くよう、後日の選別作業に励みたいと思います。

では、また明日!